CPC-J
(Clozapine Pharmacogenomics Consortium of Japan)
日本クロザピン薬理ゲノム学コンソーシアム

クロザピンは治療抵抗性統合失調症に対して適応を持つ唯一の抗精神病薬である一方、無顆粒球症・耐糖能異常・心筋炎などの重篤な副作用発現のリスクを持つ薬物でもあります。クロザピンの特異な作用の薬理学的背景はいまだ明らかではないため、Clozapine治療を進めるためには患者も治療者もそれ以外の治療を進めるより多くの労力と覚悟を必要とし、十分な動機付けがないと導入・継続が困難な薬剤であります。CPC-Jでは、クロザピンに対する治療反応性や副作用の遺伝学的な基盤を解明し、今後のクロザピン治療に役立てることを目的として研究を進めております。

参画施設(五十音順)

大阪大学大学院大阪大学・金沢大学・浜松医科大学・千葉大学・福井大学連合小児発達学研究科附属
子どものこころの分子統御機構研究センター
(大阪大学大学院医学系研究科情報統合医学講座精神医学教室 兼任)

橋本 亮太

〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-2,D3
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